リゾートの力によって、
お客様の人生に小さな幸せを

入社4年目には、ハーヴェストクラブ営業部の仲介営業グループで、リーダーを務めていました。主な業務内容は、ひとつには出稿した広告に興味を示されたお客様にアプローチする営業活動。もうひとつはリーダーとしてグループのメンバーを指導することで、メンバーとは週に1回ミーティングを行い、部下が手がける案件にアドバイスをしていました。

この仕事のやりがいは、お客様にリゾートを心よりお楽しみいただくこと。そして笑顔のお客様を目にすることも歓びです。お客様のご友人を、新たなお客様としてご紹介いただけるのも嬉しいですね。リゾートは日常において必要不可欠なものではありません。しかしリゾートのおかげで楽しい気分になったり、気持ちが癒されたり、嫌なことを忘れられたりと、人生にささやかな幸せを生み出せます。そのお手伝いをするのが私の役目です。

話下手でもいいと思う。
営業は思いやりや気配りだから

東急リゾートでは入社2～3年目で、新卒社員の指導係を担うようになります。私もそうでしたが4年目にはグループリーダーを任され、後輩を見る立場につくせいか、私の周囲は面倒見のいい人ばかり。だからこそ新入社員にも「相手に対して気配りができること」を期待します。お客様に対する姿勢だって気配りがあってこそ。お客様と心を通わせながらお話しできなければ、お客様からのご期待にはうまく応えられませんからね。

営業職だからといって流暢に話せる必要はありません。むしろ真摯に向き合い、お客様の声を傾聴することです。私も「聞くのがうまい営業」になりたい。それに自分の祖父母にリゾートを勧めるような感覚で、すべてのお客様と接したい。身内だったら本当にいい物件を親身になってお奨めできるじゃないですか。

現在は、コンサルティング営業部で、お客様のニーズに合った幅広い商品提案を行っています。リゾート物件に限らず、何かライフステージが変わる時にご相談いただけるよう、お客様との継続的な関係性を築き、当社に愛着・信頼を持っていただくことに取り組んでいます。（ロイヤルカスタマー活動）
営業職として、この仕事に対する視野をもっと広げていきたいですね。

不動産、営業職、ともに未経験だった。
ゼロからやり直したかった。

20代の半ばになるまでは、いろんな仕事に「手を出しては放り出す」を繰り返してきた私です。おかげで十分なスキルを身につけることができずに20代中盤を折り返したときのこと。「もう一度ゼロから勉強し直したい」「大きな企業で腰を据えて働いてみたい」。そう思い立って選んだのが、東急リゾートでの営業職でした。

入社当時、不動産の仕事は未経験でしたが、不動産の営業だったら、自分が頑張った分、インセンティブに反映されることへの期待感がありました。とはいえ営業は、私にとって苦手意識の強かった仕事です。「マーケティング力」や「語学力」など「稼ぐ力」は人によってさまざまでしょうけど、私が「営業力」を選んだのは「これは一生もののスキルだ」と直感的に思ったのと、苦手だからこそ伸びしろに期待できると感じたからです。

営業は経験値。
自分なりの「稼ぐ力」をもっと高めたい。

入社当時は「東急リゾートは大きな企業だけあって、上下関係にシビアでは」と心配していたのですが、完全に杞憂でした。上司、先輩はみなさんフレンドリー。気兼ねなく何でも質問できます。中途採用される人が多い職場だけに、中途でも居心地の悪い思いをすることはありません。先輩・後輩の間で、お客さんの取り合いがないのも安心な部分。そんな職場だとそれこそ人間関係がギクシャクするでしょうし、中途の人たちにとっては不利になりかねませんからね。

3年目には無事、宅地建物取引士（宅建）の資格も取得しました。今でも営業が上手だとは到底思いませんが、自分なりのスタイル「正直な営業」を標榜しながら日々の仕事に励んでいます。たぶん「営業されるのが苦手なお客様」もいると思うのですが、私のように押しが強くはない営業は、そういったお客様に近い目線でいられることが強みです。いずれにせよ「営業は経験値」だと思うから、もっともっと多くの仕事を経験したい。仕事を通じて折衝力を高め、稼ぐ力を磨いていきたい。それが目下の目標です。